ヴェラッティ(PSG)のプレースタイル・ポジション!移籍先はバルセロナ?ユベントス?
2017/08/04
若くからイタリアのピルロ2世と言われてきて、現在パリサンジェルマンの中盤の中心選手として活躍するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティ。
プロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:マルコ・ヴェラッティ
国籍:イタリア
生年月日:1992年11月5日
身長:165cm
体重:60kg
利き足:右足
体格は、日本人ではこれぐらいの選手もいるけど、海外でプレーするサッカー選手としてはかなり小さいほうですね。
メッシのようにスピードや身体能力に特別優れているわけでもないし、正直何でその体格であのレベルでプレーできてしまうの?と不思議に思うぐらい。
ヴェラッティはもともとイタリアの地元クラブ・ペスカーラのユースから、16歳にしてトップに昇格しプロデビュー。
その後、ピルロ2世ともいわれるようになり評価を高めると、2012年夏の移籍市場でパリサンジェルマンへ移籍。
イブラヒモビッチやチアゴシウバら大型補強を行っていたパリの中でも、加入当初から一定以上の出場機会を得ると、いまでは中盤の中心選手に。もはやパリの中でも古株の選手といえますね。
イタリア代表としてもすでにA代表の中心選手としてプレー。
まだピルロのような絶対的な存在感は感じないものの、それでもまだまだ若い選手。今後長くに渡ってアズーリの中心として活躍するんじゃないでしょうか。
ヴェラッティの移籍の可能性は?
ヴェラッティには、バルセロナやユベントス、バイエルンミュンヘンなど、そうそうたるビッグクラブが獲得に興味を持っているという噂が上がっています。
パリサンジェルマンは獲得時には18歳の若者に払い過ぎとも言われていたけど、いま思えばかなり安い買い物だったといえますね。
ヴェラッティ自身はパリでのプレーや生活に満足しているようで、すぐに移籍する意思はないというコメントをしていたことがありました。
ただ、いつか移籍するならまたイタリアに戻りたい的なことを言っていたので、もし移籍が実現するとすればイタリアトップのクラブで欧州の舞台でも強いユベントスが有力なのかも?
ただ、多くの選手にとってバルセロナorレアルマドリードというのは特別なチームのようにも感じるので、バルセロナの可能性もありえそう。
どちらのチームでもヴェラッティはすんなりフィットしそうなイメージは湧きますね。
シャビもヴェラッティはバルセロナのサッカーにピッタリハマると絶賛していたこともありました。
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プレースタイル・ポジション
ヴェラッティのポジションは、中盤センターで、もともとはトップ下だったもののポジションを下げてボランチ(アンカーやインサイドハーフ)でプレーするようになってから一気に評価を高めた選手です。
そこもピルロと似てますね。ピルロも若い頃は前目のポジションでプレーしていたけど、あそこまでの選手になったのはポジションを下げてからでした。
ヴェラッティはパリサンジェルマンでは、中盤3枚のインサイドハーフでプレーすることが多いです。
プレーの特徴は、ピルロ2世といわれるだけあって、中盤の低い位置からの展開、長短のパスが上手くかなりセンスを感じる選手。
ただ、ピルロに比べるとヴェラッティはよりドリブルも好むタイプ。機動性があって細かいボールコントロールもめちゃくちゃ上手いので、ボールを持つと自分でボールを運ぶことも多いし、細かいコンビネーションで崩すのも得意。
ピルロは特に晩年はかなりパス特化という感じでしたよね。
ヴェラッティももちろんパスも上手いし特徴だと思うけど、ピルロやシャビアロンソみたいなタイプというよりは、モドリッチとかギュンドアンとかそっち系に近いと思います。
そういう意味では、アンカーでも全然やれると思うけど、やはりいまのインサイドハーフあたりがベストポジションなのかなという気はします。
前は、テクニックに自信があるからか自軍の低い位置とか危険なエリアでもボールを持ちすぎるところはあったと思うけど、最近はシンプルにいくところと持つところのバランスも良くなってきた印象。
あと、体格からすればちょっと意外だけど、守備もハードワークするし上手い。スライディングでボールを奪うシーンもよく見る。
そのあたりも含めると、ウィルシャーとちょっと似てるのかなと思います。
一方弱点というか、課題としてはポジションからすればもう少し得点数は期待したいところだと思います。
ピルロのような超高精度のフリーキックがあるわけでもない上に、流れの中からでも得点はあまり決めていないので。
*ヴェラッティの上手さが分かるプレー動画
イタリア代表は長く低迷期ともいえる状態が続いているけど、イタリアにはちょっと珍しい?タイプのヴェラッティがいることはかなり大きいと思います。
前線には若手で良い選手も出てきてるし、2018W杯か2020EUROぐらいには面白いチームになってるかもしれませんね。
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