セセニョン(フルハム)のプレースタイル・ポジションや移籍先は?17歳・2部所属で最優秀若手選手賞候補に!
イングランド2部のフルハムでプレーしている、現在17歳のライアン・セセニョン。
2017-18シーズンは、2部でリーグ年間MVPを含む個人賞5冠を達成したとんでもない逸材で、「ネクスト・ベイル」とも呼ばれています。
おそらく2018年夏の移籍市場でビッグクラブが獲得に動く可能性が高いはず。
プロフィールやプレースタイルなどについてまとめました。
プロフィール
本名:ライアン・セセニョン
国籍:イングランド
生年月日:2000年5月18日
身長:178cm
利き足:左足
所属チーム・経歴
もともとフルハムの下部組織出身で、2016-17シーズンに、16歳にしてトップデビュー。
その後トップチームでシーズン通してスタメン出場を続け、最終的には史上最年少でリーグのベストイレブンにも選ばれていました。
個人賞5冠を達成
さらに2017-18シーズンは攻撃性能が爆発。2桁得点をあげる活躍を見せ、2部の年間MVPを受賞しました。
また、年間最優秀若手選手と年間最優秀ルーキー賞(どう違うのか分からん…)も受賞。さらにベストイレブン、クラブ下部組織出身選手によるベストイレブンにも選出され、個人賞5冠を達成。
2部とはいえ、17歳でこれはかなりの偉業じゃないでしょうか。
また、PFA(イングランドプロサッカー選手協会)選出の「年間最優秀若手選手賞」の候補にも選ばれました。
これはプレミア(1部)の選手も含めた賞で、セセニョン以外の候補選手は、ケイン(トッテナム)、スターリング(シティ)、サネ(シティ)、エデルソン(シティ)、ラッシュフォード(ユナイテッド)とそうそうたるメンツ。
2部の選手がこの賞の候補にあがること自体、1983年以来のことだそうです。もし受賞となれば史上初。まあケインがここに入ってる以上、受賞は難しそうではありますが。
2018年夏にビッグクラブ移籍が実現か
そんな圧倒的な実績を残してきているセセニョンには、当然ビッグクラブも注目。
マンチェスターユナイテッドやマンチェスターシティ、リバプール、トッテナム、アーセナルら、プレミアのビッグクラブの多くが獲得に興味を持っているという噂があがっています。
どのクラブも当然、前線の層は厚くセセニョンも即スタメンというのは難しそうなので、どういう決断をするかは注目です。
どのクラブになるにせよ、2018年夏の移籍市場でフルハムを出る可能性は高いでしょう。
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プレースタイル・ポジション
セセニョンのポジションは、左サイドバックのほか、左サイドハーフやウイングでもプレー。
よく比較対象にされているのが、サイドバックからどんどんポジションを上げていきワールドクラスのアタッカーになったベイルです。
セセニョンも最近そうなってきているように、ウイングなど攻撃的な位置で定着するかもしれませんね。2桁得点できる選手を後ろに置くのは普通に考えるともったいないことなので。
スピード&フィジカルを生かしたシンプルな突破
スピードがあり、長い距離でも一気にボールを運べるダイナミズムが魅力の選手。
スペースがあれば、サイドを一気にぶち抜いていきます。
そこからワンツーなどシンプルな崩しからのシュートや、サイドからの左足クロスというのが得意なプレー。
重心が低くてフィジカルも相当強く、当たられても倒れずに強引にでもサイドをえぐっていく力強さがあります。ストライドが大きく切り返しも深い。
ただ、スピードに乗ったときのプレーに魅力がある一方で、ボールを持って止まったところからのドリブルや崩しには、そこまで怖さがないように見えます。
例えばドグラスコスタ(ユベントス)みたいに、止まったところからでも一気に突破できるようなキレとテクニックはそこまで感じない。
あまり繊細さはないというか。そういう意味でもベイルに似てるんですかね。
なので、本来はやっぱり後ろから上がってくるサイドバックが良いのかな?という気もします。
いちばん生きるのは、スピードに乗った状態でボールを受けて、そのままトップスピードでゴール前まで持っていくプレーだと思います。
良くも悪くも2部はシンプルなサッカーが中心だと思うので、そこでセセニョンのプレーもハマってるように見えますね。
高い得点力・右足でも撃てるミドル
サイドだけでなく中央にもどんどん入っていく選手で、ゴール前にダイアゴナルに入っていき裏に抜ける動きも上手く、スルーパスを受けてそのままシュートというシーンも多くあります。
また逆サイドからのクロスを中で合わせるシーンも。
そしてシュートは左足はもちろん右足でも撃てるし、そのキックは強烈で精度も高い。
このあたりは本当ベイルみたいな感じで、ストライカー的な資質も持っているんだと思う。
そう考えるとやっぱりどっちで使うのが良いか難しい選手ですね。
ただ、守備面はスピードでカバーしてはいるものの課題もありそう。
年齢を考えるとまだまだプレーも変わっていきそうなので、今後のポジションがどこになるのかも含めて楽しみな選手です。
*セセニョンの上手さが分かるプレー動画
今後、もし1部でプレーするようになってどこまで通用するかは分からないけど、1部以上にフィジカルコンタクトが激しいともいわれる2部でフィジカル負けすることなく活躍できているので、身体能力の高さは相当なもんだと思います。その点でもベイルと比較されるのも分かりますね。
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