ロバートソン(リバプール)のプレースタイル!モレノとポジションを争う有望SB
アンドリュー・ロバートソンは、2017年夏からリバプールに加入した23歳のスコットランド代表サイドバックの選手。
アルベルト・モレノの負傷もあり、ここ最近では先発出場の機会が急増。今シーズン驚異の記録を更新し続けるマンチェスター・シティに初めて土をつけた試合では大活躍を見せ、各クラブスカウト陣の評価を高めています。
プロフィール
本名:アンドリュー・ロバートソン
国籍:スコットランド
生年月日:1994年3月11日
身長:178cm
体重:左足
スコットランドのグラスゴーで生まれたロバートソン。
地元クラブであり、かつて元日本代表の中村俊輔が所属したセルティックFCのユースに加入。
しかしトップチームへの昇格は果たせず、同地に拠点を持つ4部クイーンズ・パークFCに加入、トップチームデビューを果たします。
クイーンズ・パーク時代はなんとスーパーのレジ打ちをしながら生計立てていたそうです。
しかし、ここで能力を開花させたロバートソンはスコットランド1部のダンディー・ユナイテッド、イングランド・プレミアリーグのハル・シティAFCへと移籍。ハル・シティでは多くの試合で活躍し、年間最優秀若手賞を受賞します。
2014年からはクラブでの活躍が評価され、スコットランドA代表デビューを達成。大きなステップアップを果たします。
そして、以前から左サイドバックの層の薄さが問題となっていたリバプールが彼を高く評価し、2017年夏に800万ポンド(約11億円8000万円)の移籍金で加入しました。
リパプールでは加入当初は左サイドバックとしてモレノが起用されていた為、余り出場機会に恵まれませんでした。
しかし12月にそのモレノが負傷離脱するとロバートソンの先輩機会が増え、現在も予想外の活躍を見せています。
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首位マンチェスター・シティにリーグ戦で勝利した試合では圧巻のパフォーマンスをみせ、勝利にも貢献。
サポーターやスカウトの評価を高めており、モレノ復帰後も激しいポジション争いが予想されます。
プレースタイル・ポジション
ロバートソンは基本的に左サイドバックでプレーしています。一列前のサイドハーフとしてのプレー経験もあるようです。
1対1の強さ
身長178cmと、プレミアリーグのディフェンダーとしては決して恵まれているとは言えない体格ながら対人守備に強いのが特徴です。
どこまでも相手に食らいついてボールを奪う執念とタフさも持っており、相手アタッカーにとっては非常に厄介な存在。
先日のマンチェスター・シティ戦では、逆サイドのウイング(相手の左サイドバック)の位置まで相手に猛プレスを仕掛ける場面が見られ、サポーターの間で話題になっていました。
正確なパス
ロバートソンは攻撃参加にも積極的ですが、ドリブルで単独突破するというよりは、仲間へのスルーパスやワンツーを組み込んでビルドアップするタイプ。
中でも正確なパスが持ち味で、スルーパスやクロスで多くの決定機を作ることができます。
視野も広いので、前線の動きに合わせたロングパスも使えます。
局面によってはサイドだけでなく、中央に切り込んで縦パスで味方の裏抜けに合わせることも。
プレス時のカバーリングは課題か
上述したように必要と判断すればどこまでもボールホルダーを追いかけるスタミナと執念を持っています。
しかし、熱くなりすぎるところがあるのか?深追いしすぎるような場面も。そのとき彼がいなくなったスペースのカバーリングは必要になります。
積極的なプレスは相手のミスを誘発する上で非常に効果的ではあるものの、一方でプレッシングを突破されると即座に失点の危機をまねくことも。
ロバートソンがプレッシングでエリアを離れるときはボランチやCBの選手によるケアが必要になりますね。
*ロバートソンの上手さが分かるプレー動画
とはいえ、リパプール待望の左サイドバッカーは今期いい意味で予想を上回るパフォーマンスを披露しており、今後メガクラブから声がかかる可能性も十分です。
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