トッテナムの名将ポチェッティーノ監督の戦術や現役時代のポジション・プレースタイルは?
現在トッテナムを率いて4シーズン目。
時間をかけて、走れる堅く強いチームを作ってきた印象のポチェッティーノ監督。
監督としての評価も高いけど、選手としても、アルゼンチン代表にも選ばれていた実績のある監督です。
シメオネといいこのポチェッティーノといい、アルゼンチン人の守備的な選手は良い監督になりやすいっていうのがあるんですかね。
選手時代を含めて、ポチェッティーノのこれまでの経歴や、監督としての特徴・戦術などについてまとめました。
プロフィール
本名:マウリシオ・ロベルト・ポチェッティーノ・トロセーロ
国籍:アルゼンチン
身長:182cm
選手時代の経歴・所属チーム
もともと、アルゼンチンのニューウェルズというクラブでプレーしていたポチェッティーノ。
その後、スペインのエスパニョールに移籍すると、約6シーズンにわたってプレー。
そしてフランスのパリサンジェルマン、ボルドーを経て、再度エスパニョールに復帰。
最後はそのままエスパニョールで現役引退していました。
また、アルゼンチン代表でも、キャップ数はそこまで多くないものの、A代表にも選ばれプレー。W杯に出場した経験もあります。
現役時代のポジション・プレースタイル
ポチェッティーノの選手時代のポジションはディフェンダーで、主にセンターバックでプレー。
センターバックとしては決して体格が大きいわけではないものの、堅実で安定した守備を見せる選手でした。
ポチェッティーノの監督歴や戦術の特徴は?
監督歴
ポチェッティーノが最初に監督に就任したのは、現役時代長くプレーし、引退前の最後のクラブともなったエスパニョール。
当時、チームは降格圏にあったものの、ポチェッティーノ就任以降、一気に勝ち点を積み上げ、無事残留。
この、最初のチームの難しい状況でいきなり結果を残したというのも、シメオネ監督と近いところですね。
関連記事)シメオネの選手時代の経歴やアトレチコでの戦術・特徴まとめ
スポンサーリンク
?
その後、エスパニョールを3シーズン率いたものの、最終的には3年目の成績不振で解任。
ただ、実績は認められていたため、すぐに次のクラブ、サウサンプトンの監督に就任。
ここでクラブ初のリーグ8位という結果を残すと、翌年にトッテナムの監督に。
5年契約という、高く評価された上での就任でした。
トッテナムでは、就任以降リーグで5位→3位→2位と、着実にチームの力をアップさせてきています。
ポチェッティーノサッカーの戦術や特徴
サウサンプトンとトッテナムでのサッカーしか知らないけど、ポチェッティーノ監督のチームの戦術・特徴としてあげられるのは、以下のようなポイント。
- 前線からのプレッシングと球際の激しいチェック
- 全員よく走る、走力とフィジカルに優れたメンバー構成
- 細かいパスワークとダイナミックな展開・スピーディーなカウンターの使い分け
- 若手を積極的に起用
- 4バックや3バックなど、システムの柔軟な使い分け
特にトッテナムに関しては、シメオネ監督のアトレチコに近い特徴を持つチームだと思います。
基本的にボールスキルの高い選手が揃ってるけど、その上で全員しっかり走れて守備にも献身的。
多少荒っぽく感じるときもあるけど、元センターバックの監督なだけあって、ディフェンス強度の高いチーム作りをしている印象。
トッテナムでは、アルデルバイレルト、ヴェルトンゲン、若手のダビンソンサンチェスら、守備力に加えて足元の技術も高いディフェンダーが揃ってますね。
また、ケインやデレアリだけじゃなく、ユース出身の若手選手を積極的に起用している。
もちろん良い選手がいるから使っているんだろうけど、プレミアの他の上位クラブに比べても、若手にとってチャンスは多い監督だといえると思います。
関連記事)トッテナムの2017-18のフォーメーション・メンバー
以上、ポチェッティーノ監督の経歴やサッカーの特徴などについてでした。
現時点でいえばトッテナムを辞める可能性は低そうで、今後まだ長く監督を務めそうですね。
本人は、現役時代にもプレーしていたパリサンジェルマンを率いることにも興味がある的なコメントもしていたようだけど、トッテナムの内容や結果を見れば、少なくともクラブ側から解任するようなことはいまのところ想像できない感じ。
お金をそこまで大きく使えない中、補強する選手もわりと当たりが多い印象なので、今後のチーム作り・メンバー構成がどう変わっていくかも注目です。
おすすめ記事
-
1
-
おすすめのサッカー漫画ランキング10!サッカー経験者が読んでも面白い◎
サッカーが何より好きだけど、マンガを読むのもかなり好きなので、これまでサッカー漫 ...
-
2
-
サッカー観戦がもっと面白くなる!おすすめサッカー本・雑誌まとめ
サッカー本というジャンルは一般的にはメジャーではないだろうけど、意外と数が多く出 ...
-
3
-
マンチェスターシティのAmazonドキュメンタリー「オールオアナッシング」を観た感想・レビュー!
Amazonプライムでようやく日本語版も配信された、マンチェスターシティのドキュ ...