天才型MFパストーレのプレースタイル・ポジション!移籍先はローマに決定
2018/06/28
現在PSG(パリサンジェルマン)でプレーするアルゼンチン代表MFパストーレ。
(追記:2018年夏の移籍市場でローマへの完全移籍が決定しました)
高いテクニックを持ち、一時は豪華な顔ぶれがそろうPSGの中でも中心選手になりつつあったものの(背番号も10番を付けている)、2016-17シーズンはスタメンで出る機会がかなり減り、次の移籍市場で退団するんじゃないかといわれている選手です。
そんなパストーレのプロフィールやプレースタイル、移籍先の噂などについてまとめてみました。
プロフィール
本名:ハビエル・マティアス・パストーレ
国籍:アルゼンチン
生年月日:1989年6月20日
身長:187cm
体重:78Kg
利き足:右足
パストーレはもともと、アルゼンチンの地元にあるタジェレスというクラブの下部組織出身で、そこからトップチームに昇格しプロデビュー。
その後、国内のウラカンというクラブにレンタル移籍するとそこで活躍し、翌年にはセリエAのパレルモへ完全移籍。
パレルモでは、当時カバーニやミッコリという強力なフォワードとともにプレーし、パストーレもどんどん評価を上げていくことに。2010年にはセリエA最優秀若手選手賞も受賞していました。
そして、移籍市場で注目の若手に挙げられていた中、2011年夏の移籍市場でパリサンジェルマンへ移籍。
パリは大型補強を行っていた時期だったけど、その中でもパストーレは1年目から得点・アシストともに多く記録する活躍。すでに古株といえるぐらい長くプレーしています。
アルゼンチン代表でも、若くしてA代表デビュー。ただ、前線の選手層が厚すぎるアルゼンチンではいまいちスタメンで出るチャンスが得られず、ここまでは中心にはなりきれていない状態です。
プレースタイル・ポジション
パストーレのポジションは中盤の攻撃的な位置であれば大体どこでもプレー可能。
パリサンジェルマンでは主に3トップの両サイドどちらか、またはインサイドハーフの一枚でプレーすることもありました。
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特徴は、何といってもまずテクニカルなボールコントロール。大柄でひょろっとした体型だけど、足元の細かいテクニックが相当ありボールタッチもかなり柔らかい。
現役選手でいえばレアルマドリードのイスコみたいなボールコントロールをする選手です。
また抜きをしたりヒールを使ったりトリッキーなドリブルをすることも多くて、ボールを持った時のプレーを見るのが楽しい選手。
あとパスセンスもあり、意外なタイミングでスルーパスを出したり、いわゆるファンタジスタタイプの天才型の選手といえそう。
さらに、シーズン2桁得点も取れるほど意外と得点能力も高い選手です。
ただ、その天才型の弱点?といえるかもしれないけど、試合によっては消えてしまうこともある選手。エジルとかもそういうとこありますよね。
あと本人も認めるコメントをしていたけど、ハードワークというか激しい球際の競り合いとかディフェンス面のプレーは苦手にしている模様。
そのあたりが、2016-17シーズンになって起用されなくなった理由なのかも?まああとパリは同じポジションにディマリアやドラクスラー、ルーカスなど選択肢が多すぎますよね。
*パストーレの上手さが分かるプレー動画
PSGからの移籍先はユベントス?
これだけ上手い選手だけど、2016-17シーズンは大きく出場機会を減らしているパストーレ。
そのため、2017年夏の移籍市場でパリを退団し別のクラブへ移籍するんじゃないかという噂が出ています。
候補に上がっているのはユベントスや、中国のクラブあたり。
ユベントスは、仮にディバラが移籍することになれば、その代わりとしてタイプは違うけどトップ下にハマる選手としてパストーレを獲得することはあるかもしれませんね。
もしくはサイドでもいけるのでサイドで起用するか。その場合は守備面が若干心配ではあるけど。本人ももともとイタリアでプレーしていたので復帰しやすいというのもあるかも。
中国は、うーんまだ20代で全然やれる選手だと思うので、まだ行ってほしくはないですね。
個人的にはかなり好きな選手なので、よく試合を観られるクラブに行ってほしいとは思います。
【追記】
2018年夏の移籍市場で、ローマへの完全移籍が決定。
契約期間は5年で、移籍金は約2500万ユーロ(約32億円)とのこと。
以前プレーしていたセリエAで、ローマは攻撃も魅力のチームなので、活躍するイメージは湧きますね。
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