正確なロングパスや鋭いクロス!キック精度の高い現役選手ランキングTOP10
2018/03/06
ロングパスやクロスの上手いサッカー選手と言えば、昔はベッカムやシャビアロンソ、ピルロら象徴的な選手がいたけど(ピルロはまだ現役だけど)、最近はキックといえばこの選手、というのが少なくなってきている気がします。
関連記事)ベッカムのクロス・キック精度はやっぱり史上最高!現役時代のプレースタイルを知ってる?
現代サッカーでは、どのポジションでも幅広い役割・能力を求められる傾向があるため、いわゆるクロッサーみたいな特化した選手が生まれにくくなってきているというのもあると思います。
とはいえ、基本的に全体的な技術レベルは上がっていると思うし、キックが上手い選手自体は多い。
それも昔よりも平均的に試合のスピード感が上がっている中でのキックなので、よりスピーディーな流れの中で正確に蹴る技術が必要になっていると思います。
ここでは、現役選手の中から(ピルロは省きます)、高いキック精度を持つ選手をランキングであげてみました。
何を持ってキック精度とするのかも難しいけど、ここでは直接フリーキックの上手さではなく、主に流れの中でのキック精度の高い選手、例えばクロスとかサイドチェンジのロングボールとかにおいて、質の高いボールを蹴れる選手を選んでいます。
目次
1位:クロース(レアルマドリード)
正確なボールを蹴る技術、という点では現役ナンバーワンだと思います。
特にサイドを大きく変えるサイドチェンジのロングパスや、レアルのスピードのあるアタッカーやサイドバックが裏に抜けたところへピンポイントで合わせるロングパスは、チームの大きな武器。
左右どちらの足でもワンステップで正確なボールが蹴れるし、滞空時間の長いボールだけじゃなく、シャビアロンソみたいな低い高速のロングパスなどキックの種類が豊富。
もちろんコーナーキックやフリーキックなどセットプレーのボールも精度が高く、またシュートも正確で、インサイドで抑えて強く押し出すような、まさにゴールへのパスというシュートも何度も決めている。
2位:デブライネ(マンチェスターシティ)
クロースとはまた違ったタイプだけど、特に最近凄みが増しているように感じる。
クロースの場合は、上でもあげたようにサイドを変えるような大きく正確なロングパスのイメージが強いけど、デブライネの場合は、鋭いクロスや長いスルーパス、ミドルシュートなど、よりゴールに直結するようなボールのキック精度が高い。
逆に、細かいショートパスなどに関してはわりと簡単なミスが目立つときもある(それも今シーズンは減っているように見えるけど)。
ただ、ここぞというときのボールのキレや精度は凄い。
キーパーとディフェンダーの間に鋭く入れるクロスや、セットプレーでの触れば1点もののボール、全力で走りながらでも正確に打てるシュートなど、デブライネのキックはいつも得点チャンスになるイメージ。
しかも流れの中で、ボールを止めてから蹴るまでがかなり速い。よくあのテンポで正確なボールが蹴れるなと思う。
3位:エリクセン(トッテナム)
個人的にはプレミアでナンバーワンのフリーキッカーだと思ってます。ただ、フリーキックだけじゃなく流れの中でのキックも上手く、特にクロスはかなり高精度。
エリクセンの場合も、デブライネのようにゴールに直結するようなボールの精度が高いけど、より力の抜けた柔らかいボールで、人にピンポイントで合わせるボールが多いイメージ。
ボールの出しどころやタイミングなどを見ていると、やっぱり天才型の選手だと思う。
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また、シュートもしっかり綺麗にミートした精度の高いボールを蹴れる。
4位:メッシ(バルセロナ)
キック精度でもランキングに入ってくるメッシ。右サイドから中央に入ってきて逆サイドへ蹴るボールがかなり上手い。サイドチェンジや、一気に逆サイドの裏を狙うボールなど。
左足で軽く蹴っているように見えるけど、走り込む選手にピンポイントで合わせられる技術は凄い。
5位:ポグバ(マンチェスターユナイテッド)
ポクバは基本的に何でもできるタイプだけど、シュートはいわずもがな、ミドル~ロングレンジのパスの技術もかなり高い。
身体能力の高さもありワンステップで遠くまで蹴れる上、鋭い高速ロングパスや巻くように蹴るクロスなど、キックの種類も豊富。
6位:ジャカ(アーセナル)
プレー全体でいえばわりと批判的な声もあるようだけど、左足のロングパスの精度はかなり高いと思う。
特に低く速いボールは、シャビアロンソのキックを見ているようなきれいな弾道。
7位:ボヌッチ(ミラン)
センターバックの選手だから余裕を持って蹴りやすいというのはあると思うけど、それを考慮してもボヌッチのキック精度はかなり高い。
裏に抜けるアタッカーにピンポイントで合わせるロングフィードは絶妙。
センターバックからはフンメルス・ボヌッチ・ピケで迷ったけど、ボールの質ではボヌッチかなと。
8位:トリッソ(バイエルンミュンヘン)
長い距離のキックが得意で、サイドチェンジやアーリークロスなどダイナミックなボールを右足・左足とわず正確に蹴れる選手。
特に、遠めからも狙えるシュートは強烈でかなり精度が高い。
9位:モドリッチ(レアルマドリード)
特に技術的に上手いのはアウトサイド・アウトフロントのキック。
アウトをここまで自然に使いこなしている選手は他にあまり見ないレベル。
大きくサイドを変えるような長いボールも上手いけど、特にミドルレンジのパスがめちゃくちゃ上手い。
10位:ピャニッチ(ユベントス)
エリクセンと同じく、世界トップレベルの直接フリーキックの精度を持つ選手だけど、そのキックの上手さを流れの中でも生かせていると思う。
特に裏に抜けるアタッカーやサイドバックに合わせるミドル~ロングパスが上手い。
以上、やっぱりランキングを付けるのはなかなか簡単じゃないけど、キック精度の高い現役選手TOP10でした。
他に候補に挙げていたのは、
ラキティッチ、ハメスロドリゲス、コケ、ヴェラッティ、ジョルジーニョ、フンメルス、ピケ、グリーズマン、ヘンダーソン、あたりでした。
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