ドイツの史上最年少監督!ナーゲルスマンの現役プロ選手経歴や戦術は?
2017/08/04
2015-16シーズン、ブンデス史上最年少の28歳でホッフェンハイムの監督に就任した、ナーゲルスマン監督。
この28歳という記録は、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)、プレミアリーグ(イングランド)、ブンデスリーガ(ドイツ)、セリエA(イタリア)のヨーロッパの主要リーグ全体で見ても史上最年少記録とのこと。
この若い青年監督の現役選手時代や、監督としての経歴・特徴などについてまとめてみました。
プロフィール
本名:ユリアン・ナーゲルスマン
国籍:ドイツ
生年月日:1987年7月23日
現役プロ選手時代は?
本人も元々サッカー選手としてプレーしており、ユース時代はアウクスブルグや1860ミュンヘンなどに所属。
ポジションはディフェンダーだったようです。
その後プロ選手としては、1860ミュンヘンの2部チームに所属していたものの、度重なるケガの影響で、若干20歳にしてプロサッカー選手を引退することに。
監督としての経歴
きっかけになったのは、引退直後、当時アウグスブルグ2部の監督だったトゥヘル(現ドルトムント監督)から、スカウティングの仕事を頼まれたことだったようです。
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そこから自身も監督を目指すようになり、まずは1860ミュンヘンのユースチームを指揮。すると、U-19チームの監督として優勝を達成。
それが評価されて、急きょ監督が退任したホッフェンハイムトップチームの監督に抜擢されることに。
就任時、ホッフェンハイムは降格圏にいたものの、何とか持ち直し、最終的には15位とぎりぎりチームを1部残留に導きました。
監督ナーゲルスマンの特徴・戦術は?
若い監督ということもあってITに長けており、練習にも最先端のIT技術を積極的に活用しているようです。
例えば、トレーニングでは、走行距離、スプリント数、最大速度、パス成功率、タッチ数、ボール奪取数などなどのデータがリアルタイムで分かる無線を選手に付けて練習を行ったりしているそう。
それによって、はっきりとしたデータで良い動きをしている選手、サボっている選手なども分かるとのこと。
かなり効果的なIT技術ではありそうなものの、まだまだトップチームの実際のトレーニングで取り入れているチームは少ないようです。
試合中のシステムも、3バックで開始して、試合中に相手の戦い方を見て4バックに変更するなど、ひとつの形にとらわれずに柔軟に変えていくことが多いのが特徴。
それもトレーニングで、いろんなシステムに対応できるよう練習しているため可能なようですね。
かなり厳しい状況での監督就任から、残留という目標を達成したナーゲルスマン監督。
来季のホッフェンハイムには期待できるかもしれません。
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