世界一上手いMF?モドリッチ(レアル)のプレースタイル・ポジション!
2018/04/06
レアルマドリードでも中心選手として活躍する、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ。
個人的にもかなり好きな選手で、世界でも有数の中盤の選手だと思います。
改めてモドリッチのプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:ルカ・モドリッチ
国籍:クロアチア
生年月日:1985年9月9日
身長:174cm
体重:65kg
利き足:右足
モドリッチはもともと、ディナモザグレブの下部組織からトップチームに昇格しプロデビュー。
リーグ年間最優秀選手にも選ばれる活躍を見せると、国外からも注目されるようになり、2008年にトッテナムへ当時のクラブ史上最高額となる移籍金約37億円で移籍。
トッテナムでも、当初はプレミアへの適応に苦労しつつも徐々に中心選手として活躍するようになり、そこから2012年にレアルマドリードへ移籍。
レアルではモウリーニョ監督時代は控え扱いだったものの、次のアンチェロッティ監督になってからはスタメンに定着。
その後、レアルマドリードの中でも最も重要な選手といってもいいほどのプレーを見せるようになりました。
また、クロアチア代表としても、ユース各世代でプレーし、A代表にも若くしてデビュー。
中心選手として、これまでW杯やEUROも経験しています。
≪追記≫
ハメスロドリゲスが抜けたレアルで、2017-18シーズンから背番号10を付けることに。
チャンピオンズリーグ2連覇の立役者ともいえる活躍ぶりだったし、いよいよ名実ともに世界一のMFとなってきた感がありますね。
プレースタイル・ポジション
個人的には、モドリッチは中盤で2016年現在、世界一といってもいいぐらい完璧な選手だと思っています。
モドリッチの上手さや特徴をいくつかあげてみます↓
守備力も高く中盤はどこでもこなす万能性
モドリッチのポジションは、現在は中盤センターの低い位置、ボランチでプレーしているけど、もともとはもう少し前目のトップ下やサイドハーフなどでプレーしていた攻撃的な選手でした。なので、いまでもやろうと思えば中盤のどこでもできる選手だと思います。
小柄でフィジカルも決して強くはないけど、守備面のレベルも高く献身的で、ボールを奪うのもかなり上手い。
細かく見ていると、わざとパスコースを空けておいて、相手が出したらそのタイミングでパスコースに入って奪うとか、駆け引きもすごい上手い。
ボールコントロールの上手さ
ボールコントロールの上手さ、ボールを預けておけばまず奪われないという安心感でいえば、モドリッチはイニエスタと並んで世界最高レベルの完璧さだと思います。本当に、簡単にボールを奪われるシーンっていうのは全く見たことが無いぐらいのレベル。
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厳しい体勢でもらったとしても、あっさりかわしてしまったりするし、相手の逆を取って、相手が触れないところにボールを置くのがめちゃくちゃ上手い。モドリッチが中盤にいるのは同じチームの選手からすればかなり安心感があると思います。
イニエスタが吸い付くようなボールタッチと緩急で相手をかわしていくのに対して、
モドリッチは、わりと上半身の動きを大きく使ったダイナミックなフェイントでかわしている印象。もちろんボールタッチも柔らかく繊細で上手いけど、動き的にはモドリッチのほうが派手に見えるかも。シザースもけっこう使ったりするので。
特別アジリティに優れているとかそういうわけでもなさそうだけど、あそこまでボールを取られず綺麗にかわせるっていうのは、もともとのテクニックとセンスの高さも大きいんじゃないかと。けっこう独特なドリブルですよね。
関連記事)最強のドリブラーは?ドリブルランキング現役選手TOP10!
判断力の良さ
これは、あの体格とフィジカルでレアルの中心になれているモドリッチの、いちばんの武器?といってもいいのかもしれないけど、ひとつひとつの判断がいちいち素晴らしい。
試合を観ていて、「ここに出せ」と思うところに本当にちゃんと良いタイミングで出すし、「後ろから敵が来てる」と思ったら、ターンで逆をとったり、空いている味方にあっさりパスを通したり。
テレビの映像で見ていれば分かることも実際にピッチに立てば全然見え方が違うし、それであれだけ完璧な判断ができるっていうのは凄いと思います。
相当周りをよく見ているし、視野も広いんだろうなと。
あと、速く攻撃するところと、1回落ち着かせるところなど、試合の展開を見ての判断も素晴らしいと思います。
レアルは特に前線はスピードのある選手が揃っているので、攻め急ぐ展開になってしまいがちだけど、それをモドリッチが上手くコントロールしてる印象。
キックの種類(アウトサイドキック)
あとは特徴として目立つのは、右足のアウトサイド(アウトフロント)キックの上手さ。
インサイド(インフロント)と同じくらいのレベルで、スムーズに精度の高いボールを蹴れる技術があって、そのおかげで通常よりもワンテンポ速くボールを蹴れているシーンも多いと思います。
レアルマドリードの中盤で一緒にプレーしているクロースみたいに、大きく展開を変えるようなロングボールはそれほど蹴らないけど、ショート~ミドルレンジのパスは、キックの種類も豊富でかなり精度は高いです。
*モドリッチの上手さが分かるプレー動画
以上、モドリッチがトッテナムでプレーしていた頃からテクニックの上手さはすごいと思っていたけど、それにしてもここまでの選手になるとは思いませんでした。
実際にサッカーをやっていて、中盤でプレーしている人からすれば、本当に理想的で完璧なプレーで、こんな選手になりたい、と思う人も多いんじゃないでしょうか。
個人的にもサッカーをやっていたときは中盤でプレーしていたので、モドリッチはかなり憧れる選手です。
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