リヨンでブレイクしレアル復帰!新7番マリアーノ・ディアスのプレースタイル・ポジション
2018/10/09
エースのロナウドを失い、ストライカー不足が懸念された今季のレアルマドリード。
ファンの予想に反し、なかなかFWを補強できずにいたレアルでしたが、最後の最後に獲得したのはフランスで大ブレイクした元レアル所属のマリアーノ・ディアスでした。
ロナウドの7番を受け継いだストライカーはファンの大きな期待に応えることができるのか。今シーズン注目の一選手です。
プロフィール
本名:マリアーノ・ディアス・メヒア
国籍:ドミニカ共和国
生年月日:1993年8月1日
身長:182㎝
体重:75㎏
利き足:右足
経歴・所属クラブ
地元クラブのエスパニョールを含む3つのクラブユースで技術を磨いたマリアーノは、レアルマドリードのユースに加入し、2014年からレアルのカスティージャ(Bチーム)で活躍。
2015~2016シーズンは33試合に出場し27ゴールという驚異の得点力を発揮しました。
その活躍が当時レアルの監督であったジダンの目にとまり、2016年夏にはトップチームに昇格。プレシーズンマッチで初出場し、チェルシー相手にゴールを決めるなどファンからも期待が集まりました。
しかし不動のセンターフォワードであったベンゼマの牙城を崩すことは叶わず、2016~2017シーズンは結局8試合の出場に留まりました。
結局マリアーノは2017年夏、フランスの強豪であるリヨンに移籍。リーグ開幕戦でいきなり2ゴールとファンを沸かせました。そしてリヨンでは自慢の得点力が開花。45試合で21ゴール7アシストと大ブレイク。
すると2018年8月、移籍市場が閉まる直前の29日に古巣レアルマドリードへの移籍が発表されました。
背番号は絶対的エースであったロナウドが着用していた7番。これはレアルファンも意外だったのでは。でもそれだけクラブの期待値の高さが分かりますね。
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先日のCL第1節ローマ戦ではエースナンバーの重圧をものともせず、ダメ押しとなる3点目を沈めてみせました。
今シーズン絶好調のスタートを切ったベンゼマを抑えてレギュラーに定着するのはハードルが高そうですが、かなりポテンシャルは高い楽しみな選手です。
ポジション・プレースタイル
マリアーノディアスのポジションは、センターフォワードが主戦場。リヨンでは2トップの一角としてプレーしていました。
今季はベンゼマとワントップのポジションを争うことになりそうです。
ゴールへの鋭い嗅覚をもつストライカー
マリアーノは高い得点能力をそなえたスコアラーで、特にゴールへの嗅覚は一級品。
自分が決めてやる!という良い意味でのエゴを持っているFWです。
どんな体勢からでも強引にシュートに持っていく体のバネをもっており、優秀なパサーが多いレアルでは更に得点力が生かせそう。角度がない場合でも精度の高いシュートで決めに行くことができます。
シュートの種類も豊富で、ループシュートやボレーシュートも非常に得意。ミドルもかなり決定力があり、パワーというよりはコースを狙いすました綺麗で正確なシュートを打つ印象です。
183㎝と欧州の選手にしては決して身長は高くないほうですが、ヘディングでのゴールも多く、ポジショニングの良さや嗅覚の鋭さも感じます。
BBC時代のレアルではベンゼマがロナウドのサポート役として貢献することも多かったですが、個人的にはマリアーノとベンゼマの共存も一つのオプションとして面白いかなと思います。
ベンゼマの「スペースをつくるスキル」とマリアーノの決定力は相性が良いはず。
シュートへ持っていくディフェンダーをかわす技術
足元の技術も水準以上で、細かいボールタッチで相手ディフェンダーをかわすのも得意。特に切り返しで相手ディフェンダーを半歩から一歩ほど外してシュートというのが得意な得点パターンです。
中盤付近でボールを受けることも多く、そこから単独でドリブル突破、シュートまでもっていくこともできます。
運動量も豊富
生粋のストライカーですが守備にも手を抜かず走り回るスタミナの持ち主でもあります。
ボールを奪われたら、即座に取り返そうと粘り強く食らいつく守備への積極性ももっています。
フォワードが守備に頑張るのも当たり前になってきましたが、そういう意味でも現代的なストライカーと言える選手ですね。
▼マリアーノの上手さが分かるプレー動画
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