マグワイア(レスターシティ)のプレースタイル・ポジション!技術も高いフィジカルモンスター
日本代表の岡崎選手も所属するレスターシティ。その最終ラインを守るイングランド代表、ハリー・マグワイア。
身長194㎝という、ゴリマッチョが集うプレミアリーグの中でも特に目立つガタイの良さを持っています。
さらにフィジカルだけでなく足元の技術も高水準で備えるセンターバックで、イングランド代表での活躍も期待されています。
プロフィール
本名:ハリー・マグワイア
国籍;イングランド
生年月日;1993年3月5日
身長:194cm
体重:100㎏
利き足:右足
マグワイアは、出身地であるイングランド・シェフィールドのクラブ、シェフィールド・ユナイテッドのユースから、そのまま2011年にトップチーム昇格。
シェフィールド・ユナイテッドでは34試合に出場し、センターバックながら2得点を記録。
下部リーグながら、2012~2014にかけて、3年連続でフットボールリーグ年間ベストイレブンに選出されています。
2014年にはプレミアリーグ、ハル・シティに250万ポンドの移籍金で加入。
ここでは54試合に出場して2得点を記録。
2015年からはウィガン・アスレティックFCにレンタルで加入し16試合に出場。
そして2017年からはレスターシティに完全移籍し、背番号15を背負ってプレー。中心選手として、早くもビッグクラブからの関心を集めるほどの活躍を見せています。
イングランド代表でのロシアW杯の活躍に期待
マグワイアはイングランドA代表での活躍はまだほとんどありません。
2017年8月のW杯予選、マルタ戦、スロバキア戦にて初めてA代表に召集されましたが出場機会を得られず。
同10月のリトアニア戦にてようやく初出場を果たしました。
レギュラー定着とはまだ言えませんが、クラブでも好調を維持しており、ロシアですばらしいプレー見せてくれることを期待できます。
近年のイングランド代表は中々パッとしませんでしたが、最近はケイン(トッテナム)をはじめ、ワールドクラスの選手が続々と育ってきているのでW杯での活躍を期待したいところですね。
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プレースタイル・ポジション
マグワイアは基本的にセンターバックとしてプレー。攻撃も得意なことから、過去には右サイドバックとしてのプレー経験もあるようです。
圧倒的フィジカルを生かした対人
身長194㎝、体重100㎏。巨漢の多いプレミアリーグの中でも目を引く体格の良さを生かしたプレーは圧巻。
空中戦とフィジカルコンタクトにおいて圧倒的な強さを発揮し、タフに相手からボールを奪取することができます。
センターバック離れした攻撃性能
現代サッカーでは守備の選手にもそれなりの攻撃力、組み立てへの参加が要求されますが、マグワイアはまさに現代サッカーを象徴するセンターバックといえます。
先述した守備力はもちろん、マグワイアはセンターバックらしからぬ積極的な攻撃参加も特徴です。
中でも思い切った持ち上がりや正確なフィードが持ち味で、元イングランド代表のピーター・クラウチが「ベッケンバウアーがいた」と絶賛する程のキック精度で前線にボールを送り込むことが可能。
足元の技術も高い水準で備えており、ドリブルでの攻撃参加も積極的。時にはドリブルで2、3人かわしながらトップ下の位置にまで上がることもあります。
ボールを持ちすぎるという課題も
上記のように積極的な攻撃参加が持ち味のマグワイアですが、一方で、「ボールを持ちすぎる」傾向があるように思います。
足元のテクニックがあり、おそらく自分でも自信を持っているのでドリブルで前線付近まで上がる傾向があります。
しかし当然ながらセンターバックの攻撃参加はリスキーな面もあり、中央でボールを奪われれば即失点に繋がりかねません。
実際に試合の中でも致命的な位置でボールを奪われるシーンが散見されますね。攻撃参加時の判断力、リスクマネジメントは今後修正していくべき課題ではないかと思います。
*マグワイアの上手さが分かるプレー動画
レスターに新たな攻撃オプションを生む存在
とはいえ、積極的な攻撃参加が持ち味のマグワイアは、レスターに新しい攻撃オプションをもたらしている存在と言えます。
レスターは堅守速攻のチーム。しっかり自陣ゴール前を固め、手数をかけずにシュートまで持ち込むことで、リーグでも近年急成長してきました。
一方、相手がゴール前でしっかりと守備を固めた場合、打開できる選手がいないという短所もあります。
センターバックでありながら積極的に攻撃に参加し、時には前線付近にまで顔を出すマグワイアがいることでレスターは数的優位をつくれますし、相手にとっては脅威になること間違いありません。
マグワイアが攻撃参加する時には、空いたスペースを他の選手が埋めることでリスク管理もできます。
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