イタリアのピルロ2世!ロカテッリのプレースタイル・ポジション
2018/08/18
まだ18歳ながらミランで主力として活躍している、イタリア人MFロカテッリ。
ミランはここ数年低迷しているものの、このロカテッリや同じく若くしてミランの正GKとなったドンナルンマもいるし、若手の有望株は育っている印象です。
(追記:2018年夏の移籍市場で、サッスオーロへのレンタル移籍が決定)
ロカテッリのプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:マヌエル・ロカテッリ
国籍:イタリア
生年月日:1998年1月8日
身長:186cm
体重:75kg
利き足:右足
ロカテッリは、ミランの下部組織出身で、2016年に18歳にしてトップチームデビューした、クラブ生え抜きの選手。
デビュー以降、同ポジションのモントリーボの怪我などもありチャンスを掴み、スタメン出場する試合が多くなっています。
また代表でも、ユース世代のイタリア代表に選ばれプレー。
ミランのチームメイトであるドンナルンマが早くもA代表に選ばれたように、ロカテッリもこのままの調子でミランで目立つ活躍を見せていれば、近いうちにA代表選出もあるかもしれません。
【追記】
2018年夏の移籍市場で、サッスオーロへのレンタル移籍が決定しました。買取オプション付きとのこと。
ミラン生え抜きで、好きなタイプの選手だったのでちょっと残念。
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プレースタイル・ポジション
ロカテッリのポジションは、中盤センターの低い位置で、アンカーもしくはインサイドハーフ。16-17シーズンのミランでは、中盤3枚のアンカーを務めています。
特徴は、ボールコントロールとパスの上手さで、中盤の底からゲームを作る司令塔タイプ。
ディフェンスラインの中央まで降りていってボールを受け、そこからショートパスを散らしてリズムを作ったり、裏へ抜ける味方に大きなロングパスを通すのが得意なプレー。
年齢的には若いけど落ち着いていて周りが良く見えているし、技術も高く簡単にボールを失わない。
また視野が広く、特に中距離~長距離のパスは左右どちらの足でも精度が高い。
タイプ的には、イタリアの大先輩であるピルロに近いプレースタイルといえると思います。
ピルロとタイプ的にちょっと違うのは、ロカテッリのほうはより前への推進力もあるところでしょうか。
積極的に前線へ上がっていく場面もあり、またダイナミックなミドルシュートも持っています。
一方ピルロの場合は、特に晩年は基本的に自分はあまり広範囲を動かず、すべてパスによってゲームをコントロールしているような印象でした。まあそれができるのが凄いところですが。
また、守備面でもまだ若干線の細さは感じるものの、身体を張ったタックルなど泥臭くいくこともでき、司令塔としてだけでなくディフェンスでも貢献できる選手です。
*ロカテッリの上手さが分かるプレー動画
ミラン同様にイタリア代表もここ数年はいまいちパッとしない印象だったけど、このミランのロカテッリやドンナルンマなど、若く有望な選手が少しずつ出てきているため、今後世代交代が上手く進めば、また強いミランとイタリア代表が観られるようになるかもしれません。
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