ファン・マタ(ユナイテッド)のプレースタイル・ポジション！モウリーニョと関係良好？で移籍せず

2016/09/06 2018/05/31

マンチェスターユナイテッド所属のMFマタは、モウリーニョが新監督に就任した2016-17シーズン、退団が濃厚だといわれていたものの、いざ始まれば開幕から数試合続けてスタメン出場。意外にも？中心選手としてプレーしています。

マタのプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。

スポンサーリンク

?

プロフィール

本名：フアン・マヌエル・マタ・ガルシア
国籍：スペイン
生年月日：
身長：170cm
体重：63kg
利き足：左足

もともとは、レアルマドリードの下部組織でプレーしていたところ、レアルマドリードBまでは上がったもののトップチームデビューはならず、2007年にバレンシアへ移籍。

その後、バレンシアで中心選手にまでなると、2011年にチェルシーへ移籍。チェルシーでも初年度からスタメンで出場し、2年目にはシーズン2桁得点も決める活躍。

また、チェルシーのチャンピオンズリーグでの優勝にも貢献するなど、主力として活躍していたものの、2013-14シーズンにモウリーニョ監督が就任するとスタメンから外れることが多くなり、2014年冬のシーズン途中にマンチェスターユナイテッドへ移籍。

ところが、2016－17シーズンから、モウリーニョがユナイテッドの新監督に就任し、再び同じチームに。

コミュニティシールドのレスターシティ戦では、途中出場したにも関わらず途中交代させられるなど、やっぱり確執があるのかと噂され退団が濃厚と言われていました。

ただ、いざシーズンが開幕すると、マタは開幕戦から数試合続けてスタメン出場。

スポンサーリンク
?

モウリーニョも「マタとの関係に何も問題はない」ともコメントしていたように、本当は特に何も確執とかなかったのかもしれません。ただ、じゃあ何でチェルシーのとき使わなかったのかという疑問はあるけど。

ポジションは2列目であればどこでも可能。

特徴は、体格的にもテクニック的にも、同じスペイン人でマンチェスターシティのシルバに似ているところは多いと思います。

ボールテクニックがあり、狭いスペースでのプレーも上手いし、スルーパスやシュートも上手く攻撃面の能力は全体的に高い選手。

特に技術的にめちゃくちゃ上手いと思うのは、浮き球やロングボールのトラップ。味方の大きいクリアとかキーパーからのロングボールでも、ピタッと止めるテクニックはトップレベルの上手さだと思います。

ただ、シルバは周りからボールを引き出したりゲームを作るのが上手く、試合中の存在感がとにかく大きいのに対して、マタはけっこう消えがちな印象もあります。

どっちかというとシルバに比べて、よりアタッカー色が強いというか、ゴール前、ファイナルサードのところでのプレーが得意な選手といえるかもしれません。パスを出すだけじゃなくて自ら飛び出してパスの受け手になるシーンも多いし。そういう意味ではエジルの方に近いかな。

マタのプレーに合っているのは、速いテンポのシンプルなサッカーで、その中でアクセントになれる選手だと思う。

そういう意味では、やっぱりいまだにチェルシー時代にモウリーニョが使わず放出になった理由がいまいちよく分かりません。よく守備が…とも言われてたけど、そこまで守備サボる選手という印象もないし。
いまのユナイテッドにも合っている選手だと思います。

＊マタの上手さが分かるプレー動画

ユナイテッドの2列目は、他にもルーニーにマルシアル、ムヒタリアン、リンガードらもいて、スタメン争いは厳しいポジション。

マタは開幕から数試合は出場しているけど、モウリーニョはいきなり序列を変えたりすることもあると思うので、もっと分かりやすく得点・アシストなど数字で結果を残していきたいところだと思います。