パスでゲームを作る司令塔型のMF!ジョルジーニョ(チェルシー)のプレースタイル
2018/07/18
中盤の司令塔として、ナポリの攻撃的なサッカーの中心的な役割を担っている、イタリア代表のMFジョルジーニョ。(追記:2018年夏の移籍市場でチェルシーへ移籍決定)
イタリアではピルロにも例えられるようなパスの上手さを持つ選手です。
プロフィールやプレースタイルなどについてまとめました。
プロフィール
本名:ジョルジ・ルイス・フレーロ・フィーリョ
国籍:イタリア
生年月日:1991年12月20日
身長:180cm
体重:65kg
利き足:右足
所属チーム・経歴
名前がそれっぽいけど、もともとはブラジル国籍も持っている選手。
生まれはブラジルで、その後一家でイタリアへ渡ると、ヴェローナの下部組織でプレーを開始。
そして、ヴェローナのトップチームに昇格しプロデビュー。
その後、ヴェローナの主力として活躍するようになると、2014年にナポリへ完全移籍。
ナポリでも攻撃的なパスサッカーの中心としてプレーしています。
イタリア代表では、2016年にA代表デビュー。
いまのところキャップ数は多くないものの、まだ比較的若い選手ではあるので今後も継続して呼ばれるんじゃないかと思います。
【追記】
2018年夏の移籍市場でチェルシーへの完全移籍が決定しました。
移籍金は5800万ユーロ(約76億円)、契約期間は5年とのこと。
一時はマンチェスターシティ行きが近づいていたようですが、サッリ監督についていく形になったようですね。
プレースタイル・ポジション
ジョルジーニョのポジションは中盤の低い位置・ボランチで、基本中盤が3枚のナポリではアンカーとしてプレー。
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低い位置からゲームを組み立てる司令塔タイプの選手です。
小回りの利くテクニカルなボールキープ
シザースを使ったり、細かいターンをしたり、ブラジル人っぽさも残すボールコントロールの上手さがあり、ディフェンスラインからボールを受けてパスを散らすプレーは安定している。
ジョルジーニョがアンカーにいるときは、ナポリのメンバーもまずみんなジョルジーニョにボールを預けようとする意識が高いように見えますね。
左右に振り分ける高精度のミドル~ロングパス
ナポリがショートパス主体なのでショートパスをつなぐことも多いけど、特に上手いのはスルーパスやディフェンスラインの裏に抜けるアタッカーにピンポイントで送る長めのパス。
ナポリの場合は前線にスピードのあるアタッカーが揃っているので、ジョルジーニョのロングパスから一気にシュートチャンスに結びつくことも多い。
たしかに、低い位置でボールを持って、顔を上げて、チャンスに直結する大きなボールを蹴る、その一連のプレーや精度はちょっとピルロを思わせるようなところもありますね。
16-17シーズンでいえば、1試合平均のパス成功数が、欧州主要リーグで最も多かったらしく、ボールがジョルジーニョを多く経由していること、またその精度が高いことが分かります。
カウンターの芽をつぶす守備
守備面でもインターセプトが上手く、特に相手がカウンターを仕掛けようとしたところを潰すシーンが多い。
相手のドリブルやパスのコースを上手く読んでいるような守備をしますね。そのあたりはちょっとモドリッチ的な雰囲気もある。技巧派だけど、球際にも粘り強くいける選手です。
*ジョルジーニョの上手さが分かるプレー動画
安定して質の高いプレーをしているわりには、まだそこまで評価は高くない選手のような気がします。
ナポリがチャンピオンズリーグなどでも上位進出していけば、ジョルジーニョの評価ももっと高まっていくかもしれないですね。
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