2016-17シーズン海外クラブ移籍の日本人選手まとめ 清武はスタメン争いのライバル多すぎ!
2016/09/02
2016-17シーズン開幕前の移籍市場では、海外選手だけじゃなく日本人も多く移籍しました。
日本から海外だけじゃなく、海外から別の海外クラブへ移った選手もいます。
そこでここでは、新シーズンから新しい海外クラブでプレーする日本代表の主力選手をまとめてみました。
スタメン争い、ライバルになりそうな選手などについても分かる範囲で挙げています。
目次
宇佐美貴史(ガンバ大阪→アウクスブルグ)
ガンバ大阪からブンデスのアウクスブルグへ完全移籍。背番号は39番。
アウクスブルグは基本4-2-3-1のフォーメーションで戦っているため、2列目の3人、左からカイウビー、アルティントップ、クジャチョルの3人が主に宇佐美のライバルになりそう。
カイウビーはスピードのあるブラジル人アタッカー、
アルティントップは元トルコ代表のベテランMF、
クジャチョルは中盤のどこでもできる万能型で昨季チームトップの8得点、
と、ポジション争いも簡単ではなさそうです。
とはいえ宇佐美への期待度は高そうなので起用はされるはずだと思います。そこでいかに結果を残せるか。前回のブンデス在籍時にそのあたりは実感していると思うので、本人もまず得点・アシストという数字を意識してプレシーズンからやっていくはずだと思います。
アウグスブルグの2015-16シーズン成績:
リーグ14位
清武弘嗣(ハノーファー→セビージャ)
ドイツのハノーファーからスペインのセビージャへ移籍。背番号はおそらく14番になりそう。
セビージャはこの移籍期間に2列目の選手を多く獲得していて、ライバルはかなり多い状況。
バネガとレジェスが退団したものの、
清武のほかに、ガンソ(←サンパウロ)、フランコ・バスケス(←パレルモ)、コレア(←サンプドリア)、サラビア(←ヘタフェ)ら新加入選手がいて、
さらにエース級の活躍をするコノプリャンカも2列目の選手。
また、アトレチコマドリードからレンタルで加入したFWビエットも、2列目もできる選手なので、2列目のスタメンを争う選手が6~7人はいそうな感じです。
個人的にはガンソは、もうだいぶ前だけど試合を観たときには古典的なトップ下の選手という感じであまりヨーロッパのサッカーには合わない印象だったけど、能力自体は高いと思うので、清武がトップ下での出場を狙う場合は強力なライバルになるかも?
≪追記≫
昨季活躍していたコノプリャンカは、監督と合わなかったのか?シャルケへのレンタル移籍が決まりました。
ただ、その代わりか、マンチェスターシティからナスリがレンタル移籍で加入。またライバルが1人増えてしまいました。
今季のセビージャの補強っぷりはすごいですね。
セビージャの2015-16シーズン成績:
リーグ7位
EL優勝
酒井宏樹(ハノーファー→マルセイユ)
清武と同じく、ハノーファーを退団しフランスのマルセイユへ移籍。
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マルセイユは昨季リーグ13位と低迷。
同じ右サイドバックのポジションには、アトレチコマドリードからレンタルのスペイン人DFマンキージョが入っていました。
酒井のスタメン争いは、マンキージョが今季もまたローンでプレーし続けるのかどうかによっても変わりそう。また、マンキージョのほか、ジャ・ジェジェという選手あたりが酒井のライバルになりそうです。
プレシーズンでのプレーでは評価上々とのこと。
マルセイユの2015-16シーズン成績:
リーグ13位
浅野拓磨(サンフレッチェ広島→アーセナル)
サンフレッチェからイングランドプレミアリーグのアーセナルへ移籍。
日本人のアーセナル入団は、稲本、宮市に続いて3人目になりますね。
最初はレンタル移籍で他のクラブでプレーする可能性もあると思うけど、ひとまずアーセナルで出場を狙うと考えれば、
ワントップでジルーの控え(+ウォルコットとの争い)、もしくは2列目のサイドでサンチェス、カソルラ、イウォビ、チェンバレン、ウォルコット、キャンベル、(ラムジー)あたりとの争いになるかと思います。
なかなか厳しいですね。2列目にはさらに補強の噂もあるし、ワントップで考えるほうがまだチャンスはありそうな感じ。
アーセナルの2015-16シーズン成績:
リーグ2位
川島永嗣(ダンディーユナイテッド→メス)
スコットランドのダンディーユナイテッドからフランスのリーグアン(1部)のFCメスへ移籍。
メスは昨季2部で3位に入り、今年昇格したチーム。
ただ、川島は監督から第3ゴールキーパーの扱いだと明言されているというニュースもありました。
正直、チームの第3GKって、基本試合出場はほぼ無しでトレーニング要員に近いようなイメージなので、移籍するメリットがあるのかどうか微妙に感じます。
試合出場がなければ、当然日本代表にも選出されにくくなっていくと思うので。
もちろんプレーで評価を上げていくことはできると思うけど、第3から正ゴールキーパーにって、かなりハードルは高いと思います。
メスの2015-16シーズン成績:
リーグ・ドゥ(フランス2部)3位 ★新シーズンは1部昇格
小林祐希(ジュビロ磐田→ヘーレンフェーン)
今年に入って日本代表にも選出されたジュビロ磐田の小林祐希(24歳)が、エールディビジ(オランダ1部)のヘーレンフェーンへ移籍。完全移籍で3年契約とのこと。
本田二世といわれたりしているけど、本田と同じようにまずオランダに渡ることになりました。ただ、本田がオランダに行ったときと違って、国内から海外挑戦するには年齢的にわりとぎりぎりなタイミングじゃないかと思います。
ここからさらにステップアップを目指していくには、1年目からすぐに結果を出していく必要がありそうです。
ヘーレンフェーンの2015-16シーズン成績:
リーグ12位
以上、2016-17シーズンに海外のクラブへ移籍した選手についてでした。
どの選手も厳しいポジション争いが待っていそうな状況。
いまの日本代表の主力メンバーが多いので、まず最低限試合には出られる状況になるよう、頑張ってほしいですね。
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