井手口陽介(ガンバ)のプレースタイル・ポジション!日本代表の山口蛍と似たタイプ?
2018/01/05
ガンバ大阪でプレーし、若くして日本代表にも選出されたMF井手口陽介。(追記:イングランドのリーズユナイテッドへの移籍が決定)
早くから、ガンバ大阪の先輩である遠藤保仁や宇佐美貴史もその才能を高く評価していた、将来有望な選手です。
井手口のプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:井手口陽介(いでぐちようすけ)
出身:福岡県
生年月日:1996年8月23日
身長:171cm
体重:69kg
利き足:右足
井手口はもともと、中学生の時にガンバのジュニアユースに入団。
福岡出身なものの、育成に定評のあるガンバを選んだのだと思われます。
そして順調に成長し、高3のときに飛び級でトップチームに昇格しプロデビュー。
同ポジションには遠藤や今野らベテラン選手がいてなかなかスタメンを奪うのは難しかったものの、早くから一定の出場機会は得て、高評価を得ていました。
そして現在は完全にスタメンに定着。
日本代表では、U15から各世代のユース代表でプレー。
19歳ながらリオ五輪にも最年少メンバーとして選ばれ出場。
そして2016年には20歳にして早くもA代表にも選出されました。
ここから今後、A代表にも定着できれば将来がかなり楽しみなことになりそうです。このポジションではまだ成功例が少ないけど、将来的には海外移籍も気になるところですね。
【追記】
2018年ヨーロッパの冬の移籍市場で、イングランド2部のリーズユナイテッドへの移籍が決定しました。
さらに、2017-18シーズン終了まではスペイン2部のレオネサというクラブにレンタル加入するようです。
W杯前の大事な時期での移籍が良い方向に出るかどうか、注目ですね。
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プレースタイル・ポジション
井手口のポジションは、中盤の低い位置、ボランチがメイン。
特徴は、いまのところ特に目立っているのは主に守備面で、よく言われていることだけど、いちばんはボールを奪う能力が高い。
特に、ボール奪取が上手い選手の特徴といえるかもしれないけど、相手が予想していないような角度やタイミングでタックルに行きボールを取り切るのが凄いところだと思います。
また、読みもよくて寄せが速いし、小柄なんだけど重心がしっかりしていてフィジカル的にも強く、球際の競り合いで戦える選手。
よく「デュエル」(球際の勝負)を強調するハリルホジッチ監督が、早い段階から井手口に目を付けていたのは自然なことだと思います。
また、テクニックに優れた選手が多いガンバの下部出身ということもあり、技術的にもしっかりしていて、パスも上手いし、奪ったボールを一気にドリブルで持ち上がっていく推進力や豪快なミドルシュートなど、大胆なプレーができる選手です。ポジションのわりに得点もけっこう決めてます。
山口蛍と比較されることも多いようだけど、たしかにタイプ的に似てると思いますね。
ゲームメイクができるタイプではないけど、中盤で攻守に戦える選手。日本代表の中盤にはこのタイプは1枚いてほしいですね。
ちょっと惜しいのは、タイプ的にはもうちょっと身長があればより良かったのに、という感じはします。
まあ言っても仕方ないことだし、背が低くても全然世界でやれている選手(例えばカンテとか)もいるけど、空中戦の競り合いも多くなるポジションなだけに上背があるにこしたことはないので。
*井手口の上手さが分かるプレー動画
井手口は、あまり日本人からは出てきづらいタイプの選手だと思います。それはガンバの育成がすごいのか、たまたま井手口がそういうタイプの選手だったのか分からないけど、今後の日本代表にとって、こういう戦える選手っていうのはかなり重要だと思います。
まだまだ若いので、ゆくゆくは海外でも見てみたいですね。
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