フンメルス(バイエルン)のプレースタイル!パス能力最高の現代型センターバック
2017/08/04
現在はライバルのバイエルンミュンヘンに所属しているものの、もともとはドルトムントで香川のチームメイトだったことからも日本でも知名度・人気の高い、ドイツ代表DFフンメルス。
改めてプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:マッツ・ユリアン・フンメルス
国籍:ドイツ
生年月日:1988年12月16日
身長:191cm
体重:92kg
利き足:右足
もともとバイエルンミュンヘンの下部組織出身で、そのままバイエルンのトップチームに昇格。ただ、トップチームでは出場機会が得られず、最初はレンタルでドルトムントへ移籍。
若手を積極的に起用するドルトムントでスタメンを掴むと、その後完全移籍して、香川らとともにブンデス優勝も経験。
その実績からドイツ代表にも選ばれるようになり、W杯にも出場。
ドイツを代表するセンターバックのひとりになると、2016年にバイエルンミュンヘンへの移籍(復帰)が決まりました。
ゲッツェにレバンドフスキとドルトムントからバイエルンへの主力の移籍はお決まりになっていたこともあり、ドルトムントのサポーターからはまたかと怒りの声もあったようですが、やっぱりドイツではバイエルンでプレーすることはかなり大きい価値があるのかもしれないですね。
まあ特にフンメルスの場合はもともとバイエルンユース出身だったことも大きかったのかも。やっぱり自国のいちばんのビッグクラブでもう一度成功したいという気持ちがあったのかなと。
プレースタイル・ポジション
フンメルスのポジションはセンターバックで、よくいわれるようにビルドアップやパスに優れた、ゲームを作れるタイプのディフェンダーです。
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そもそも、もともとはフォワードでプレーしていた模様。さらに、バイエルンの下部でも中盤センターでプレーしていたことも。
その経験もあって、ボールコントロールの上手さやパスなど守備面より攻撃面の上手さが目立つディフェンダーに。
ドリブルでの持ち上がりやロングパス・フィードの上手さはセンターバックとしては世界有数のレベルだと思います。
特に高めの位置でボールを持つと、一気にゴールに直結するようなパスを常に狙っているような印象がある選手です。ドルトムントもバイエルンも前線にスピードのある強烈なアタッカーがいるので、フンメルスのロングパスはかなり効いてますね。
キックではアウトサイドもときおり使うけど、これがめちゃくちゃ上手い。綺麗なアウトフロントのカーブで良いクロスをあげたりします。
センターバックの選手でこんなキックを見せる選手はまあほとんどいないと思います。
守備面では、体格を生かしたスマートな対応でファールが少ない印象。
ただ、スピードがそこまでないのと、ボールコントロールに自信があるためか、たまにポカが見られることも(センターバックのミスは失点に直結するのでこれは誰しも少なからずあると思うけど)
長所を見ても短所を見ても、バルセロナのピケに近いタイプの選手といえるかもしれません。
*フンメルスの上手さが分かるプレー動画
センターバックだけどボール扱いやパスが上手くてゲームを作る役割ができる、いわゆる現代的なセンターバックの代表ともいえる選手のひとりだと思います。
こういう選手がいると、最終ラインでボールを回しているときも一気にチャンスになるシーンがあって試合を観ていて面白い。
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