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完全復活!ファルカオ(モナコ)のプレースタイル!よりシンプルなワンタッチゴーラーへ

      2018/05/31

現在、17-18シーズンの開幕からリーグ戦7試合で11得点と、かなりのハイペースで得点を決めているモナコのコロンビア代表FWファルカオ

一時は終わった選手的な見られ方をすることもあったけど、モナコがリーグ優勝、チャンピオンズリーグベスト4と躍進した昨季から、ファルカオも復活を印象付ける活躍ぶり。

 

ムバッペという前線の主力が抜けたモナコにとっても、ここまで点を取れる選手がいるというのは、かなり大きな存在だと思います。

改めて、ファルカオのプロフィールやプレースタイルなどについてまとめました。

 

 

プロフィール

本名:ラダメル・ファルカオ・ガルシア
国籍:コロンビア
生年月日:1986年2月10日
身長:178cm
体重:72kg
利き足:右足

プロデビューはリーベルプレート

もともと、アルゼンチンの名門リーベルプレートのユースからトップチームに昇格したファルカオ。

その後数シーズン所属したリーベルプレートでは、当時監督をしていたシメオネのもとでもプレーしていました。

チーム内得点王になるなどヨーロッパのクラブからも注目を集める活躍をすると、2009年にポルトへ移籍。

 

知名度を上げたポルト時代

ポルトでは、あっという間にエースストライカーとなり、リーグ戦でもチャンピオンズリーグでも多く得点を決める活躍。
リーグ得点王やEL得点王も獲得していました。

その活躍から、イングランドやスペインなどのビッグクラブからも注目を集めるようになり、2011年に、マンチェスターシティへ移籍したアグエロの後釜としてアトレティコマドリードに移籍しました。

 

アトレチコでワールドクラスのストライカーへ

僕もそうだったけど、おそらくこのあたりからファルカオのプレーをちゃんと見始めた人が多いんじゃないかと思います。

アトレチコでは、またもEL得点王に輝いたり、リーグでもメッシ・ロナウドに次ぐ得点数をあげるなど大活躍。

EL優勝なども経験し、もはやヨーロッパ屈指のストライカーという評価を得るようになっていました。

 

一度目のモナコ移籍

そして、多くのビッグクラブが獲得に動いたといわれる中、ハメスロドリゲスらとともに、当時大量補強を行っていたモナコへ移籍。移籍金は約6000万ユーロといわれていました。

しかし、2014W杯も前にしたこのタイミングで大怪我を負ってしまい、長期離脱することに。

 

プレミアへ移籍するも完全に失敗

怪我から回復した2014年夏に、買い取りオプション付きのレンタル移籍という形でマンチェスターユナイテッドへ移籍。

しかし、以前のようなキレが全く見られず、ほとんど得点もあげられないまま、レンタル期間が終了。ユナイテッドも買い取りを行使しないという判断に。

 

その結果、同じプレミア内のチェルシーへレンタル移籍。
しかし、ここでもまた怪我をしてしまうなど活躍はできず。

プレミア移籍は完全に失敗となり、「もう終わった選手」などとも言われながら、モナコへ復帰することになりました。

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モナコで復活

復帰したモナコでは、何が大きな要因だったのか、チームの躍進とともにファルカオも得点を量産。
モナコのリーグ優勝とチャンピオンズリーグベスト4進出に大きく貢献していました。

さらに17-18シーズンは、前述のとおりリーグ戦開幕から7試合で11得点という得点力を見せつけています。
まさにアトレチコ時代のようなエースストライカーっぷり。

 

プレミア移籍が失敗した理由は?

ユナイテッドとチェルシーでは全然活躍できなかったけど、特にプレミアとの相性が悪かったとかそういう感じではなかったと思います。
むしろこの2チームのフォワードとしては、ファルカオはタイプ的には合っていたんじゃないかと。

 

やっぱり大きかったのは怪我の影響だと思います。

ファルカオは長期離脱から復帰して以降、それ以前に比べると、フィジカルやキレが落ちているように見えた。
アトレチコ時代とか見ていると跳躍力とかが異常だったけど、そんな人間離れした動きは見られないようになってきた。

そこからフィジカルが衰えた状態でも勝負できるようプレースタイルを少し変える必要があって、復活まで時間がかかったんじゃないかと思います。

 

 

プレースタイル・ポジション

ファルカオは古典的なセンターフォワードタイプの選手とよくいわれるけど、プレースタイルはまさにその通りだと思う。

何でもできる万能型のアタッカーではなく、ゴール前で勝負する生粋の点取り屋という感じの選手。

 

よりシンプルなワンタッチゴーラーへ

とはいえ、昔はいまよりもスピードもあり、自分でドリブルして突破からゴールまでひとりでいくようなプレーもわりとありました。

現在はワンタッチ・ツータッチで得点していく、よりシンプルなプレースタイルになっているように見えます。

 

ただ、ゴール前での怖さは健在で、常にゴールを奪えるポジションをとっているし、クロスが上がる前にはディフェンダーの死角に入るように動き出していたり、このあたりはさすがのストライカーらしいポジショニングだと思う。

 

跳躍力を生かしたヘディングやボレー

特にアトレチコ時代でいえば、ゴール前ではとにかくボールをゴールにねじ込むような、野性的な感覚を持つストライカーだったと思う。

ゴールキーパーの動きを冷静に見て、ループシュートに切り替えたり、左右両足にヘディングと、パターンを問わずシュート技術も高く、1対1などゴール前のチャンスは確実に仕留める選手という印象です。

 

決して身長は高いほうではないものの、跳躍力がえげつなくてヘディングやアクロバティックなボレーなどもよく決めていた印象。背筋や首の筋肉が強靭なのか、ヘディングのシュートも異様に強い。

 

いまは以前に比べるとフィジカル能力も落ちてきてはいると思うけど、それでもやっぱりヘディングなどでクロスに合わせるのはめちゃくちゃ上手い。

 

▼主にアトレチコ時代のゴール動画

▼モナコでのプレー動画

もう31歳になったファルカオだけど、またアトレチコ時代のような凄みが出てきている気がする。
メンバーを見れば、リーグではPSGが優勢な気はするけど、チャンピオンズリーグも含めて今季のモナコがどこまで戦えるか、楽しみです。

 

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