ファビアンルイスのポジション・プレースタイル!アンチェロッティが熱望したナポリの新しいチャンスメイカー
2018/09/10
昨シーズンのリーガエスパニョーラを語る上で欠かせないのがベティスの躍進。
チームにはパスサッカーとポゼッションの意識が浸透し、美しく攻撃的なサッカーでレアルマドリードを破る快挙も成し遂げました。
中でも攻撃の要として欠かせない存在だったのが、同クラブカンテラ出身のファビアン・ルイス。クラブに不可欠な存在であることを証明しました。
そして、新しく監督就任した名将アンチェロッティ直々のラブコールによって今夏ナポリへの移籍が決定しました。
プロフィール
本名:ファビアン・ルイス・ペーニャ
国籍:スペイン
生年月日:1996年4月3日
身長:189㎝
体重:70㎏
利き足:左足
経歴・所属クラブ
2004年からベティスのカンテラで育成を受けたファビアンルイス。
2014~2015シーズンにスペイン2部リーグのレアル・ベティスBに昇格すると、そのまま1部のトップチームにも登録され、リーガ・エスパニョーラデビューを果たしました。
2016~2017シーズンには一度スペイン2部のエルチェにローン移籍しましたが、2017年にベティスに復帰した後は、パスサッカーを志向するキケ・セティエン監督の戦術に見事にマッチ。
攻撃的MFとして不動の地位を築き、強豪相手とのマッチでもアグレッシブ且つテクニカルな攻撃参加で躍動し、リーグ6位フィニッシュ。EL出場権獲得に大きく貢献しました。
2018年夏の移籍市場では、ローマやアトレチコマドリードなどビッグクラブが獲得に動いた中、ナポリの新監督である名将カルロ・アンチェロッティがルイスを指名し、2023年までの契約が発表されました。
ちなみにファビアンルイスは幼い頃からロナウジーニョ、ピルロ、ランパードら中盤の選手に憧れており、プレースタイルにも彼らの影響を思わせるところがあります。
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ポジション・プレースタイル
ボランチやトップ下の他、2列目で攻撃に積極的に絡むプレーが多いです。
ただし守備面でも戦えるので、ボランチからトップ下、サイドまで中盤ならどこでもこなせるユーティリティな選手。ナポリではインサイドハーフでの出場が濃厚です。
テクニカルな技術を生かした攻撃
まさにスペインの中盤の選手といったようなテクニカルで繊細なドリブル、パスセンスを持っています。
特にドリブルが上手く、ぎりぎりまで相手を引き付けてから相手の重心を外して一気に加速し抜き去るプレーが多いです。足裏を使ったフェイントも非常に巧み。
非凡なパスセンスでゲームを展開することもでき、ショートパスをさばくことはもちろん、ロングパスやサイドチェンジ、一発で相手の裏を取るスルーパスなどでのゲームメイクが得意です。
恵まれた体格を生かしたダイナミックなプレー
スペインの選手と言えば小柄でテクニシャンタイプの選手が多い印象でしたが、テクニックにくわえて恵まれた体格を持っているのもファビアンルイスの特徴。
技術の高いドリブルスキルを持ちながら、フィジカルの強さでダイナミックにボールを運べる推進力を持っているのも強みです。
球際に強く、簡単にボールを奪われないキープ力もあります。
中盤でのボール奪取
ボール奪取の能力にも優れ、中盤でのフィルター役としても機能。
相手のパスコースを予測してボールカット、そのまま一気にカウンターにつなげるプレーが多いです。
フィジカルも強い選手なので、体をいれたり、タックルで積極的にボールを奪えるようになればさらに手の付けられない選手になるのではないかなと思います。
テクニックにフィジカルも備えた、同じスペイン人の若手サウールニゲスとかに近いタイプといえるかもしれませんね。
▼ファビアンルイスの上手さが分かるプレー動画
ロシアW杯では開催国ロシアに屈しベスト16という結果に終わってしまったスペイン代表。ファビアンルイスやロドリのような若い選手が躍動し、無敵艦隊復活となるか。楽しみです。
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