インテルへ加入!オランダの最終ラインを司るデフライの経歴・プレースタイル
2018/10/11
世代交代に失敗し、2018W杯ではまさかの予選敗退に終わったオランダ代表。
そんな中、新生オランダの守備の核として注目されているのが、ステファン・デ・フライです。
今シーズンからインテルへ加入。バルサ、トッテナムと同居する死の組に入ったCLではその真価が問われることになりそうです。
プロフィール
本名:ステファン・デ・フライ
国籍:オランダ
生年月日:1992年2月5日
身長:188㎝
体重:78㎏
利き足:右足
経歴・所属クラブ
5歳のころから地元クラブVVSpiritのユースでプレーしていたデフライは、10歳になるとフェイエノールトユースに加入。当時は中盤でプレーしていたデフライでしたが、ここでDディフェンダーにコンバートされ、定着しました。
その後順調に成長し、2009年7月にはフェイエノールトのトップチームに昇格。
当時16歳という若さながらポテンシャルを感じさせるプレーを連発していたデフライは、2011年にはレギュラーに定着しました。
2011~2012シーズンは負傷で長期離脱を強いられる苦しいシーズンになりましたが、終盤には主力として復帰。シーズン2位フィニッシュに貢献しました。
翌年は20歳という若さにも関わらずチームのキャプテンに就任。
しかしこの年はデフライもチームもパフォーマンスが上がらず、苦しいシーズンとなりました。
デフライは無断で外部のトレーナーとトレーニングするなどクラブ関係者との関係悪化も噂され、キャプテンも叙任されるなどゴタゴタがありました後半戦には復調。
リーグ2位に貢献し、自身もオランダメディア・アルヘメーン・ダッハブラット紙の年間最優秀選手3位に選出されるなど大きな活躍をみせました。
その後、2014年夏にはセリエAの強豪ラツィオに移籍。
2015~2016シーズンはケガに泣かされ、シーズン5試合の出場に留まりましたが、翌年度からは徐々に活躍の機会が増加。2017~2018シーズンはチームのキープレイヤーに成長しました。
そして2018年夏には同じくセリエAの強豪インテルへ加入。
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セリエといえば今シーズンはロナウドがユベントスに加入したことが大きく話題になりましたが、彼のようなトップストライカーとの対決でどこまで通用するか、チャンピオンズリーグの戦いも含めて楽しみなところです!
オランダ代表でもU16世代から各年代でプレーしており、2012年にはA代表デビュー。
2014年W杯では前回王者スペインを5-1で下す劇的勝利(自身も1ゴール)。
デフライも7試合でわずか4失点に抑える堅守ぶりを発揮して、チームの3位入賞に貢献しました。
現在一転して苦しい状況にあるオランダ代表の復権を担う中心として大いに期待される選手です!
ポジション・プレースタイル
デフライのポジションは、センターバックが主戦場ですが、右サイドバックでもプレーできます。
高い予測力で止めるクリーンな守備
188㎝と体格も悪くなく空中戦でも強さを発揮できますが、彼の持ち味はクリーンなボール奪取にあります。
予測力に長けているので動き出しが早く、強引なタックルを仕掛けることが多くありません。
相手のパス、ドリブルコースを常に先読みして、絶妙なポジション取りをしているので、余裕をもってカット。そのままカウンターにつなげることができます。
本人も「無茶な守り方はしない。できる限りクリーンな守り方をすることで解決策を見つけようとするタイプなんだ。」と語っており、クレバーな守備力に対する自信をのぞかせています。
ビルドアップ能力の高い現代型センターバック
最近のセンターバックには多い、というかもはや必須のスキルになってきてますが、デフライも高い守備力をもちながら、最終ラインからの組み立て・展開力にも優れています。
正確なロングフィードを持っていて、両サイドの裏抜けや、ポストプレーのできるセンターフォワードとは相性が良いです。
予測力を活かした守備、そしてロングパスによる展開力の高さから、ユベントスのボヌッチに似た選手なんて言われたりします。
足元の技術も高い
足元の技術も高く、フェイントで相手を欺くようなプレーも特徴。
相手の動きを予測する力にもたけているのか、キックフェイントで相手をひょいとかわしてパスにつなげるプレーが多いです。
密集地帯での冷静さも兼ね備えており、不用意にボールを奪われることは少ないですが、最終ラインで多用されると見ている側としてはひやひやしてしまいますが面白いです。
▼デフライの上手さが分かるプレー動画
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