デンドンケル(アンデルレヒト)のプレースタイル・ポジション!高い技術を備えた現代型ボランチ&CB
2018/07/19
ベルギー1部で最多の優勝回数を誇るアンデルレヒトに所属する、22歳のミッドフィルダー兼ディフェンダーのデンドンケル。
守備を高い水準でこなしつつ、最終ラインから攻撃の組み立てにも参加できる現代型の守備的な選手です。
最近は攻守での貢献が評価され、メガクラブが獲得に動いているという噂も。
それにしてもベルギーは次から次へと才能溢れるタレントが出現しますね。
プロフィール
本名:レアンデル・デンドンケル
国籍:ベルギー
生年月日:1995年4月15日
身長:188cm
体重:83kg
デンドンケルは、地元パッセンダレの近くにあるサッカークラブ・ルーセラーレの下部組織で育成され、2009年からはRSCアンデルレヒトの下部組織に加入します。
2013年には同クラブでトップチームデビュー。ベルギースーパーカップのゲンク戦でトップチーム初出場を果たします。以降現在までアンデルレヒト所属。
加入後しばらくはリーグ戦での出場機会は得られなかったものの、2014~2015シーズンからレギュラーに定着。リーグ優勝にも貢献しています。
2015年には国際親善試合のフランス戦でベルギーA代表にデビュー。将来のベルギー代表を担う存在として期待されています。
リーグ最多優勝を誇るアンデルレヒトを攻守に渡って支える彼のプレーはビッククラブにも評価されており、特にイングランド・プレミアリーグのあのメガクラブが彼に興味を持っているようです。
将来はユナイテッドへ移籍?モウリーニョ監督もお気に入り
プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドがデンドンケルの獲得を検討しているようですね。
ユナイテッドのモウリーニョ監督が彼のプレーを気に入ったのだとイギリスメディア「マンチェスター・イーブ二ング・ニュース」が報じています。
アンデルレヒトは2017年のEL準々決勝でユナイテッドと対決。ファーストレグでは同点弾を決め、セカンドレグでも攻守で奮闘した彼をモウリーニョは高く評価し、試合後にはデンドンケルを探していたそうです。
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デルドンケルもユナイテッドへの移籍を熱望しており、アンデルレヒトもそれを支持する体制という話もあります。
しかし、ユナイテッドへの移籍が騒がれた2017年夏、ユナイテッドが守備的な中盤のポジションに獲得したのはセルビア代表のネマニャ・マティッチでした。
マティッチの獲得により、デンドンゲルに対するユナイテッドの獲得姿勢は現在クールダウンしている模様。
2018年の夏での移籍可能性はありますが、マティッチが現在モウリーニョの信頼をがっちり掴む活躍をみせているので、移籍するとしてもしばらくはリザーブ、もしくは別ポジジョンでの獲得になりそうです。
プレースタイル・ポジション
デンドンケルはボランチもしくはセンターバックの、主に守備的な位置でプレーしています。
恵まれた体格を生かしたボール奪取
188cmという長身を生かしたディフェンスが特徴的。
球際の競り合いや空中戦でも強さを発揮し、相手のロングボールを跳ね返すことができます。
ボールを奪った後もフィジカルの強さを生かしてボールキープするのも得意ですね。
大柄だけど俊敏性もあって小回りもきくし、ボールコントロールもかなり上手い。
フィードはかなり高精度。後ろからパスで組み立てる
また、ボールを持つと鋭いパスでのゲームメイクを得意としています。
特に最終ラインから前線の味方に供給されるロングボールは非常に精度が高く、長い距離でも味方の足にピンポイントで合わせます。ディフェンスラインの裏に抜ける味方アタッカーの動きもよく見えていると思う。
前線へのパスだけでなく、ショートパスでボールを散らしてゲームを組み立てるのも上手いです。
ディフェンスに求められる守備力はもちろん、チャンスメイクやシュートなどの攻撃参加でも高いクオリティを発揮。現代型のボランチ&CBといえますね。
*デンドンケルの上手さが分かるプレー動画
技術が高く攻守に万能なタイプで、文句のつけようがないような選手に見えるけど、懸念点があるとすればベルギーリーグでのプレー経験しかないところ。
やっぱり4大リーグに比べればだいぶレベルは落ちるので、今後たとえばビッグクラブに移籍した時にどこまでやれるかは分からないですね。
とはいえフィードの正確性などは基本的には相手によって変わるものではないので、チームが変わっても特徴を出しやすい選手ではないかと思います。
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