コクランのプレースタイル・ポジション!アーセナルからバレンシアへの移籍が決定
2018/01/24
現在アーセナルでプレーしているフランス人MFコクラン。(追記:2018年1月の移籍市場で、バレンシアへの完全移籍が決定)
アーセナルにはあまりいない守備に特化したタイプの選手で、データにもはっきり表れるほどアーセナルのディフェンスに貢献しています。
コクランのプロフィールやプレースタイルなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:フランシス・コクラン
国籍:フランス
生年月日:1991年5月13日
身長:178cm
体重:73kg
利き足:右足
もともと、フランスのブルニーやラヴァルというクラブのユースでプレーしていたコクランは、2008年にアーセナルの下部組織に移籍。
その後、トップチームに昇格を果たすものの、アーセナルではなかなか出場機会を得られず、フランスのロリアン、ドイツのフライブルク、イングランド2部のチャールトンとレンタル移籍。
そして、2014-15シーズン途中頃からようやくアーセナルで主力としてプレーできるように。
中盤の層が厚くなった現在のチームでもベンゲル監督の評価は高いようで、スタメン出場する試合が多くなっています。
代表では、フランスのユース各世代の代表に選出されプレー。
2010年のU19欧州選手権では優勝も経験しています。
フランスA代表には現時点ではまだ未招集。
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≪追記≫
2018年1月の移籍市場で、バレンシアへの完全移籍が決定しました。
契約は4年半で、移籍金は1200万ポンド(約18億円)とのこと。
プレースタイル・ポジション
コクランのポジションは、中盤の守備的な位置で、過去にはサイドバックでプレーした経験も。
特徴は、アーセナルではちょっと珍しい?守備に特化したタイプ。
ボールテクニックやパスも一定以上の上手さはあるものの、意識としてはほとんどが守備に向けられている感じで、特にスライディングからのボール奪取がかなり上手い。
俊敏性もありフィジカルも強く、球際に強く激しくチェックにいける上、身長はそれほど大きくないものの空中戦の競り合いも得意。
また、読みも鋭くパスカットをするシーンや、味方の空いたスペースを埋める意識も高い。
アーセナルは、数シーズン前までは中盤の低い位置でもテクニカルな選手を起用しがちで、中盤の守備に緩いところがあったものの、いまはそれを上手く引き締めていると思います。
中盤で泥臭い仕事ができる、貴重な選手だと思います。
実際、コクランがいるときといないときでは、アーセナルの1試合平均の失点数は0.5点も変わるというデータもあるようです。
*コクランのディフェンスの上手さが分かるプレー動画
総合力の高いエルネニーやジャカも加入して、コクランはスタメン落ちするかもと思っていたけど、いまだにスタメン起用される試合が多いのは、やっぱりベンゲルもプレミアリーグを戦っていく上でこういう選手の重要性を感じているんだと思います。
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