カゼミロ(レアル)のプレースタイル・ポジション!カンテと並ぶ守備的MFの最高峰?
2017/08/04
ワールドクラスの派手な選手が多いレアルマドリードの中で、中盤で地味ながら重要な働きをしているのがブラジル代表MFカゼミロ。
同じく守備的MFでワールドクラスともいわれるカンテ(チェルシー)との違いなどにも触れつつ、カゼミロのプレースタイル・プロフィールなどについてまとめてみました。
プロフィール
本名:カルロス・エンリケ・ジョゼ・フランシスコ・ヴェナンシオ・カゼミロ
国籍:ブラジル
生年月日:1992年2月23日
身長:184cm
体重:80kg
利き足:右足
やっぱりブラジル人っていうことで本名はめちゃくちゃ長いですね。
カゼミロはもともと、ブラジルの名門・サンパウロのユース出身でそこからトップチームに昇格してプロデビューした選手。
その後、レアルマドリードが獲得するものの、最初はレアルマドリードBでプレー。さらにその後ポルトへレンタル移籍。そしてポルトではスタメンで中盤の主力としてチャンピオンズリーグでも活躍すると、ようやくレアルマドリードに復帰。
レアルマドリードに移籍後、はじめて実際にレアルマドリードでプレーすることになりました。
層の厚いレアルの中盤の中でも、攻撃偏重になりがちなチームの中で守備のバランスをとる選手としてジダン監督に重用され、試合にもよるものの特にビッグゲームでは基本スタメンで出場しています。
ブラジル代表としてもすでにA代表デビュー。本人が「ドゥンガ2世」と呼ばれることもあるぐらいなので、やっぱりドゥンガ監督の評価も高いようですね。
プレースタイル・ポジション
ポジションは、中盤の守備的な位置で、レアルマドリードでは3枚の中盤の底・アンカーでプレーしています。
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特徴は、基本的には守備面での働きが大きくて、フィジカルの強さを生かした中盤での高いボール奪取能力を持つ選手。スライディングでボールを奪いきるのも上手い。
同じく中盤の守備の良さを評価されることが多いチェルシーのカンテと比べると、カゼミロの場合はカンテほどフィールドどこにでも現れるような圧倒的な運動量がある印象ではないけど、危険なところをカバーするのは上手いし、相手のカウンターのチャンスを早めに潰すシーンをよく見ます。
2人はタイプとしては大きく言えば近いと思うけど、カンテはより縦横無尽にカバーするタイプ、カゼミロは主にバイタルエリアを中心にカバーするタイプ、という感じでしょうか。
まあこのあたりはチームの戦術によっても変わってくるとは思いますが。
攻撃面でいえば、カゼミロは意外とロングパスの技術が高くて、レアルの強力なウイングやサイドバックに綺麗なフィードを通すシーンもけっこう多くあります。たまにクロースのパスかなと思ったらカゼミロだった、みたいなときがあるぐらい。
ただ、足元がそんなに上手いわけではないし、逆に短いパスとか細かいコンビネーションによるパスワークはそんなに得意じゃないと思います。
カンテの場合は、ゴール前に走り込んでいくようなダイナミックな動きができるタイプですよね。あとカンテは意外とパスも上手い。
特にチェルシーでのプレーを見てると本当に総合的に能力の高いMFだなという印象です。
*カゼミロの上手さが分かるプレー動画
レアルのメンバーの中でいうと華があるわけではないし、決して目立つプレーをするわけではないけど、ハードワークで良い働きをしている。ジダン監督はけっこうそういう選手も重用してますよね。チーム全体のバランスを考えると、いまのレアルではカゼミロは外せない存在なのかも。
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