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不動のレジスタへ!ブロゾビッチ(インテル)の経歴・プレースタイル

      2018/09/15

ブロゾビッチ

2018年ロシアW杯では、120分の激闘を制し続け、準優勝という好成績を残したクロアチア代表
その立役者としてモドリッチやラキティッチといった中盤コンビに注目が集まりがちです。

しかしその後ろ、中盤の底で攻守に奮闘し、彼らにパスを供給し続けたブロゾビッチの存在も印象的でした。

所属するインテルでは長い間陽の目を浴びず、控えに甘んじていたブロゾビッチですが、2017~2018シーズン終盤のから調子を上げ、クラブにとって替えの効かない選手へ成長。
まだ25歳と伸びしろもあるので、さらなるメガクラブへの移籍や代表での活躍が楽しみな選手です。

 

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プロフィール

本名:マルセロ・ブロゾビッチ
国籍:クロアチア
生年月日:1992年11月16日
身長:181㎝
体重:68㎏
利き足:右足

所属チーム・経歴

クロアチアのドラゴボリャク(当時2部リーグ)のユースで育ったブロゾビッチは、2009年に同クラブでトップチーム昇格。
1部リーグに昇格を果たした同クラブで初年度から活躍し、30試合に出場。2011年3月にはカルロヴァリ戦でプロ初ゴールも記録しました。

翌シーズンは同リーグのロコモティヴァ・ザグレブに1年間、次のシーズンにはクロアチア強豪ディナモ・ザグレブに2年半の加入。
両チームで攻守にわたって存在感を示し、欧州トップリーグのビッグクラブが獲得に興味を示すようになりました。

 

インテルで放出候補から一転、中心選手へ

そして、2015年冬の移籍市場ではミランやドルトムントなど強豪からの興味が報じられる中、インテルへの1年半買い取り義務付きレンタルが成立しました。

移籍初年度の2015~2016シーズンは好調で32試合に出場。
しかし翌2016~2017シーズンになると状況は一変。出だしで躓いたチームに引きずられるようにブロゾビッチも調子を落とし、控えに甘んじることが多くなります。

同年11月にはブロゾビッチと不和の噂も上がっていたデブール監督が退任し、新しくステファノ・ピオリ監督が就任するも状況は変わらず。
リーグ7位と厳しい成績におわったインテルにとっても、出場機会をなかなか得られなかったブロゾビッチにとっても苦しいシーズンとなりました。

その後、インテルは新たにスパレッティ監督を迎えるも、攻撃的ミッドフィルダーにはボルハバレロをファーストチョイスとして起用。
ブロゾビッチにとって代わらず厳しい状況の中、シーズン終盤にはチームも思うように勝ち点を得ることができなくなりました。

 

しかしその後、競争相手のバレロも調子を落としていった中、ブロゾビッチはボランチとして起用されるようになると瞬く間に調子を上げ、攻守にわたって不可欠な選手に。
クラブも2017~18シーズンはリーグ最終4位と好成績を収め、CL出場権獲得に大きく貢献しました。

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クロアチアのW杯準優勝に貢献

クロアチア代表では、U18世代から各年代で活躍。

2014年W杯前、オーストラリアとの親善試合でA代表デビューを果たしました。
そして2018年W杯でもボール奪取や攻撃の起点としてチームの影の立役者として活躍しました。

 

ポジション・プレースタイル

これまでは2列目でのプレーがメインでしたが、最近はボランチやアンカーのポジションで高い評価を受けており、本人もこちらのほうが自分のベストポジションであると認識しているようです。

 

長短のパスを操るレジスタ

低い位置から正確かつ効果的なパスを散らし、中盤でのゲームメイクを得意とするプレーヤーです。

ボランチでプレーするようになってからは、自ら最終ライン付近まで下りてボールを貰い、攻撃の起点としてパスを供給することが多くなりました。
そんなブロゾビッチのプレーを、ガゼッタ紙は「レアルマドリードにとってのクロースのようだ」と評価しています。

パスの種類も豊富で、最終ラインから送るロングボールやサイドチェンジ、チップキックの浮き球パスで引いた相手を打開するなどアイデアもあり、アタッキングサードに顔をだせば、ラストパスで直接点に絡む事も可能。
視野も広いのでアタッカーの抜け出しに反応し、決定的なスルーパスを送るのも上手いです。

低い位置にコンバートされたことで、ロングパスを出す才能は以前より発揮しやすくなったと思います。

またモドリッチラキティッチコバチッチら、他のクロアチアの中盤の選手同様に、足元のテクニックもありボールキープも上手いです。

 

豊富な運動量とスマートな守備

守備時は最終ラインまで、攻撃時は前線まで走り続けることのできるスタミナも武器です。
攻撃ではパスの出し手として貢献することが多いですが、相手が引いた時や崩せない時には前線に顔を出し自ら強烈なミドルを放つことも。

一方、守備では最終ラインでセンターバックと連携して奪うクレバーな守備が魅力です。
ディフェンダーと共にコースを限定、相手を誘導するような守備で最終的にボール奪取してカウンターにつなげるのが一つの攻撃の形。

激しく当たって奪うというよりも先読みしてボールをかっさらうというイメージが強いです。
危ないスペースを埋めるポジショニングで相手のカウンター潰しとしてもチームに貢献しています。

 

▼ブロゾビッチの上手さが分かるプレー動画

モドリッチにラキティッチにブロゾビッチ。クロアチアの準優勝は攻守に走り回れるワールドクラスMFの貢献があったから成し遂げられたといって間違いないでしょう。
良いアンカーの確保は、どのクラブにとっても課題になりやすいところ。今後のステップアップにも注目の選手です。

 

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